先輩社員インタビュー

大石 和也
菓子バイヤー

大石 和也

スーパーで販売する商品をメーカーから買い付けをする仕事

新人が他に勝てることは「挨拶」

大卒で新入社員として入社して9年目になります。はじめは、店舗の水産部門に配属されました。
そこで、まず「新人はまだ技術もない、ほかに勝てることはお客様に元気よく挨拶をすること!」と言われました。
先輩に言われた通り、お客様に対してはもちろん店のスタッフ、取引先様にも元気よく挨拶をするよう心掛けました。
すると、「あそこの店には元気のいいお兄ちゃんがいる」と言われるようになり、先輩にも徐々に仕事を任せてもらえるようになりました。

コミュニケーションは仕事を円滑にするツール

1年ほど水産をした後、「元気のいい社員がいる」と本部から声がかかり、食品担当になりました。

お客様は、調味料や簡便調理品を野菜や肉類にプラスして調理をします。ですから、農産や肉など全部の流れを把握しなけばならなかった。
春先は運動会があるので弁当商材が売れるなど、どのタイミングでどんな商品がでるかを分析しました。
お客様に安く商品を提供するためにはどうしたらいいか、仕入れの仕方なども。

商品を店舗に配送することも多いので、挨拶をすることを心掛けました。
店舗には自分よりも年上のベテランの担当者が多いので。挨拶をすると話すきっかけが作れるんです。
あと、態度も大切。
担当者とコミュニケーションとり、信頼関係を築いていくことで仕事を円滑に進めていくことができたと思います。

バイヤーとしての売り場づくり

その後、サブバイヤーとして飲料・酒のバイヤーをするようになった。
メーカーと商談をして値段交渉をしたり、売り場づくりなど日々勉強していきました。

その時に心掛けていたのは、店の担当者がやりたいこと(売りたい商品)をできるようにすること。
店によって売れる商品、お客様が欲しい商品が違うので、店舗担当者から提案を受けることもあります。
店舗担当者とのコミュニケーションは、お客様に喜んでもらえる売場づくりにはとても必要です。

次に今の菓子のバイヤーを任されました。
まだ1年目ですが、食品・酒の経験を活かし取り組んでいるところです。

バイヤーのやりがい

バイヤーの仕事は仕入がメイン。
売れる商品はほぼ決まっているが、自分が気になっている商品を入れて、それが売れたときは達成感を感じます。
あとは、商品を置く場所。お菓子は子供が買うことが多いので、売れ筋商品は子供目線で子供が取りやすいところにおくようにしています。

エスマートのバイヤーの中では、自分が一番年下です。
プレッシャーを感じながら、自分ができることをして必死でしがみついている状態ですね。。

これからスーパーで働く人へのメッセージ

スーパーで働くうえで一番大切なのは、季節感を覚えること。
季節に応じて売れる商品が異なるので、売り場の変化を付けたりして、お客様に新鮮味をもってもらうことが大切です。
陳列の技術を学ぶことも。

また、TVやネットで話題になっている「食」についての情報収集や、業界紙などで自分なりに勉強して知識を増やすことも必要です。
他の店に行って、売り場の作り方などを見るだけでも勉強になる。
教えてもらうことを待っているのではなく、自分から動くことも大事です。行動力も求められます。

あとは、仕事以外でもいいので自分のことを話せる人がいること。
自分がつぶれないようにするために、親友や信頼できる人に話をしたり頼ったりできることかな。

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